HBA日高軽種馬農業協同組合が主催する日高地方最大のサラブレッド1歳市場で、本年度より2日間にわたって開催されることとなった「セレクションセール2022」。26日、北海道・新ひだか町の北海道市場で初日の取引が行われ、156頭が上場、132頭が落札された。売却総額は25億3300万円、売却率は84.62%だった。
4000万円以上の高額落札馬は14頭。最高額が付けられたのは「
ディアレストトリックスキの2021」(牡、
父シニスターミニスター)で、「ダンツ」の冠名で知られる山元哲二氏が6200万円で落札した。なお、この金額はセレクションセール歴代第3位の記録となる。
2番目の高額馬は歴代4位タイとなる6000万円で落札された「
ゴールドチェイスの2021」(牡、父
モーリス)、5400万円の値がつけられた「
エテルナミノルの2021」(牡、父
カリフォルニアクローム)が第3位に続いた。
ゴールドチェイスの2021の落札者は2017年
東京プリンセス賞覇者
アンジュジョリーなどを所有した竹下浩一氏、
エテルナミノルの2021の落札者は2012年
ヴィクトリアマイル覇者
ホエールキャプチャや2016年の
皐月賞馬
ディーマジェスティなどを所有した嶋田賢氏。
※価格表記はすべて税別