スマートフォン版へ

【レパードS】ホー&カフジオクタゴン JRA重賞初勝利「矢作厩舎の仕上げに感謝」

デイリースポーツ
  • 2022年08月08日(月) 06時00分
 「レパードS・G3」(7日、新潟)

 芦毛の巨体を躍動させ、7番人気のカフジオクタゴンが登竜門レースを制した。手綱を取ったのは香港の名手ホー。縁深い矢作厩舎の馬で、自身のJRA重賞初タイトルをもぎ取った。2着は1番人気のタイセイドレフォン。3着に2番人気のハピが続いた。

 中団から息を潜めて5番手に進出し、凝縮された馬群から脚勢良く抜け出したのは7番人気の伏兵。鞍上ホーに導かれ、カフジオクタゴンが重賞初制覇を果たした。

 「矢作厩舎で勝てたことがうれしいです」。昨春のクイーンエリザベス2世Cで、ラヴズオンリーユーを見事勝利に導いた名手。縁深い矢作厩舎で自身のJRA重賞初タイトルを獲得し感慨深げだ。「川田騎手のようなトップジョッキーと叩き合いができたし、ものすごく楽しかった。先週はダートはあまり好きでないと話しましたが、これで好きになりそう」と笑みをこぼした。

 世界を股に掛けるトップステーブルの仕上げに、ホーも改めて舌を巻く。馬は追い切り後に急激に仕上がりを進めていた。「追い切りでは少し太いかと感じたが、返し馬では脚が軽く、別馬のようだった。矢作厩舎の仕上げに感謝したい」。状態の良さを感じ取り、本番でも強気に攻められた。

 電話で師に勝利を報告した安藤助手は「先生は“良かった、うれしい”と。馬はまだまだ体が緩くて大型だし、馬が自身の体重に振られて4角で膨れるようなところもありました。そのあたりに成長の余地も残しています。でも、ここ数戦内容が良く、これでオープン馬になったので、いったん放牧に出して、ローテを練り直すことになります」と話した。

 トランセンドホッコータルマエなど、これまで多くのダート界の雄を輩出してきた出世レース。レース史上最高馬体重546キロで勲章を手にした大物が、さらなる飛躍を目指して突き進む。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す