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【AI予想・関屋記念】人気なくともポテンシャルは確か!? 侮れない「重賞2勝」の実績馬

  • 2022年08月08日(月) 19時00分
 暑い日が続いておりますが、夏競馬もいよいよ終盤戦に突入。今週からは小倉開催も追加され、札幌、新潟、小倉の3場開催となります。

 重賞は新潟で関屋記念(GIII・芝1600m)、今週から始まる小倉では小倉記念(GIII・芝2000m)が行われます。

 毎週重賞での激走馬を、コンピュータ予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週は関屋記念の狙い馬を探します。

 昨年は4番人気のロータスランドが好スタートから2番手につけると、直線では最内を突いて抜け出し優勝。とはいえ、2着カラテ、3着ソングラインとこれらはともに外から来ており、展開や馬場次第では差し馬に期待することも可能でしょう。

 サマーマイルシリーズ第3戦ということで、秋の飛躍を誓う有力馬が多数参戦する関屋記念。今回も、まずは出走予定の馬たちをチェックしていきましょう。

 月曜日現在の登録馬は15頭。何といっても注目はイルーシヴパンサー(牡4・美浦・久保田貴士厩舎)でしょう。昨年から今年にかけて、4連勝で東京新聞杯(GIII・東京・芝1600m)を制覇。続く安田記念(GI・東京・1600m)では、1番人気に推されたほどファンの評価が高い馬です。結果は8着と敗れましたが、勝ち馬ソングラインからのタイム差は僅か0.2秒。同じ左回りの新潟であれば、メンバー的にも巻き返しは十分に考えられるでしょう。

 また、実績でいえばダノンザキッド(牡4・栗東・安田隆行厩舎)も黙ってはいません。こちらはデビュー戦から3連勝でホープフルS(GI・中山・芝2000m)を制覇。それ以降は勝利こそありませんが、マイルCS(GI・阪神・芝1600m)、安田記念とGIレースでも勝ち馬から0.2秒差の接戦を演じています。安田記念ではイルーシヴパンサーにも先着しており、能力的には上位の1頭といえそうです。

 その他、名牝エアグルーヴの血を受け継ぐスカイグルーヴ(牝5・美浦・木村哲也厩舎)や、サマーマイルシリーズ第1戦の米子S(L・阪神・芝1600m)を制しているウインカーネリアン(牡5・美浦・鹿戸雄一厩舎)など、上位人気が拮抗しそうで混戦模様となりそうです。

【重賞2勝の実績は侮れない】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 今回、月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、伏兵の1頭になることが予想されるザダル(牡6・美浦・大竹正博厩舎)でした。

 同馬は父トーセンラー、母はシーザシー(母父Lemon Drop Kid)という血統。これまで15戦6勝で[6-0-2-7]という戦績です。

 デビューから3連勝でプリンシパルS(L・東京・芝2000m)を優勝。クラシックでは結果を残せませんでしたが、古馬となってからはエプソムC(GIII・東京・芝1800m)、京都金杯(GIII・中京・芝1600m)と重賞2勝を挙げています。

 今回人気の一角となることが予想されるダノンザキッドとは昨年の富士S(GII・東京・芝1600m)で対戦しており、0.1秒先着されての7着(ダノンザキッドは4着)。しかし、外差し決着となったレースでは、ダノンザキッドが8枠16番から外を回したのに対して、ザダルは1枠2番で終始内を立ち回る競馬でした。

 もちろん、外を回した馬の方が距離ロスがあったことも確かですが、上位1着〜6着は全て直線で外に持ち出した馬だったことも事実です。そういう意味では内を突いた中で最先着を果たしたザダルのポテンシャルも疑いようはなく、重賞2勝の実績はここでも十分に通用しそうです。

 あとは、出走メンバー・鞍上・ハンデ・枠順など確定後、コンピュータ予想がどう変化するのか…。週末の最終AI予想もぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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