◆GII3勝馬と堂々の併入
テンカノギジン初戦から(10日・森元)
21年1歳セレクトセールで9600万円(税抜き)で取引された
テンカノギジン(牡2歳、美浦・手塚、父
エピファネイア、
母モスカートローザ)がこの日、美浦Wで5F69秒6-11秒8を馬なりでマーク。直線に入るとスムーズに加速し、先行していた僚馬
ウインマリリン(5歳オープン)と併入した。本数を重ねるごとに上向いており、初戦から要注目の一頭だ。
◆近親に
ヴィクトワールピサ アンタッチャブル1F12秒1(10日・竹村)
20年当歳セレクトセールで9400万円(税抜き)で取引された
アンタッチャブル(牡2歳、栗東・友道、父
ハービンジャー、
母ガラアフェアー)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。同じ2歳馬と併せる形で、しっかりした脚取りで最後まで集中力をキープ。直線も伸びのあるフォームで1F12秒1をマークした。近親に
ヴィクトワールピサなど活躍馬が並ぶ血統馬で、今後どんな成長曲線を描いていくか。
◆砂での活躍期待
モズバンディットがゲート試験パス(10日・妹尾)
モズバンディット(牡2歳、栗東・中尾、父
ドレフォン、
母アマルティア)がこの日、栗東Eで12秒4-12秒7の好ラップを記録しゲート試験に合格した。初速が速く走りもパワフル。伯父にダートGIを勝ちまくった
エスポワールシチーがいる血統からも、砂の舞台での活躍が期待できそうだ。
◆2戦目でのVは当確か
ネアセリーニが坂路快走(10日・浜口)
先月小倉の新馬戦で2着に敗れた
ネアセリーニ(牡2歳、栗東・高野)がこの日、栗東坂路で4F53秒5-11秒8の好タイムを記録。フットワークは一段と鋭さが増している印象で、攻め駆けする僚馬
ドナウエレン(4歳2勝クラス)にしっかりと食らいつく快走だった。この上昇度なら次走での未勝利卒業はほぼ確実とみていいだろう。
◆栗東坂路でキレッキレ 初戦から
バールデュヴァン(10日・赤木)
土曜小倉5R新馬(芝1200m)でデビューする
バールデュヴァン(牡2歳、栗東・浜田、父
ミッキーアイル、
母ジェラテリアバール)は攻め気配の良さが目につく一頭。1週前の栗東坂路で4F51秒7-12秒2の好時計をマークすると、直前も楽な手応えでラスト1F12秒3とシャープな伸び脚を発揮した。「大型馬でも重苦しさがないですし、ジョッキーもいい感触をつかんでくれています」と師。初戦から好レースを期待したい。
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提供:デイリースポーツ