スマートフォン版へ

【関屋記念】ウインカーネリアンが「コントレイル世代は強い」を証明/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2022年08月11日(木) 18時01分
 POGや2歳戦線の中でよく出てくるキーワードが「ポスト・ディープインパクト」。ディープなき後の馬産地にあって、どの種牡馬が天下を取るのか。そんな“ポスト・ディープ”として個人的に、というか大方が期待しているのが2020年の無敗の3冠馬コントレイルだ。そのキャリアはもちろん、非凡な瞬発力、おそらくはマイルもこなせたであろうスピード、ベスト距離ではない菊花賞も制した根性。種牡馬として成功する要素は十分過ぎる(産駒は25年にデビュー)。

 おそらく種牡馬として大成功するであろうコントレイルだが、ここまでのキャリアで唯一不満なのが“世代レベル”。もちろん彼自身の問題ではないし、評価を下げる材料ではないにせよ、現5歳のいわゆる“コントレイル世代”といってピンとくる馬が少ないのも事実。ダートや牝馬には出世馬が多い半面、クラシック3冠で戦った芝路線の男馬たちでその後にGIを勝った馬はゼロ…。

 ただ、ここにきてクラシック未出走だったポタジェ大阪杯を勝ち、快速逃げ馬パンサラッサドバイターフを制覇。また、ダービー3着馬ヴェルトライゼンデが長期休養明けの鳴尾記念を勝利するなど風向きは変わりつつある。故障によるブランク、成長曲線などあってブレイクし切れていないが、まだまだ実力派、個性派が隠れている世代なのかもしれない。

 そんな観点で関屋記念(14日、新潟芝外1600メートル)を眺めると…ウインカーネリアンだ。蹄葉炎による約1年のブランクを余儀なくされたが、復帰2戦目からリステッドを連勝。コントレイル世代の皐月賞4着の実力馬がようやく軌道に乗ってきた。

「ここ2戦は自分から勝ちに行く競馬で勝ってきたし、前走(米子S)は抜け出してから遊んでいたくらい余裕があった。今は脚元(爪)の不安もなくなって思うように調教できるようになったのが大きいね」と鹿戸調教師。続けて「いいメンバーが揃うここでいい競馬ができれば、もっと上の舞台を目指していける」結果次第で秋のGIも視界に入ってくる。

 タイトルホルダーエフフォーリアを筆頭に勢いある4歳世代。クロノジェネシスグランアレグリアという歴史的名牝にけん引された6歳世代。その間に隠れて存在感の薄かった5歳世代だが…「やっぱりコントレイル世代は強かった」と思わせるような走りを期待したい。

(美浦の5歳世代擁護野郎・山口心平)

東京スポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す