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【関屋記念予想】成績良いのは1&4番人気の馬? さらに過去18年間連続連対中の7・8枠重視で!

  • 2022年08月14日(日) 07時35分
 今週からは3週ぶりに小倉競馬場が加わり、「新潟・小倉・札幌」3場開催となる

 真夏の熱暑状態は終わりが見えないものの、週末には台風が発生する予報で、競馬場によっては降雨による馬場影響が出てくるのかもしれない。高速馬場のスピード競馬もある程度は落ち着くのだろうか。検討材料がいろいろと交錯する難しい週末になりそうだ。

 重賞は日曜日に2つ。新潟競馬場では、夏の芝マイルGIII戦・関屋記念(新潟芝1600m)。小倉競馬場ではハンデによるGIII戦・小倉記念(小倉芝2000m)が行われる。うち今週は関屋記念のほうをピックアップ。いつものように過去10年データから傾向と馬券のヒントを導き出していこう。

1.狙うならば1番人気馬と4番人気馬…?

 まずは、上位人気馬の成績からチェックしていこう。

 関屋記念の1番人気馬は、過去10年で3勝。成績は【3-2-3-2】で馬券圏内キープ率は80パーセント。夏の重賞のなかでは成績は良いほうだといえる。勝っているのは19年ミッキーグローリー(牡6)、18年プリモシーン(牝3)、12年ドナウブルー(牝4)の3頭。2頭は牝馬だったわけだが、1番人気で3着になっていた3頭もすべて牝馬。やはり夏は牝馬というセオリーが、ここでも効いているようだ。

 ちなみに2番人気馬の成績は【1-0-0-9】とかなり苦戦状態。今年の2番人気馬はジンクスを背負ってのレースとなる。3番人気馬も【1-0-2-7】でこれも今ひとつの模様。

 逆に成績が良いのは4番人気馬。【4-1-1-4】となっている。しかも近2年は4番人気馬が連勝中。今年の4番人気馬も気になるところだ。

 一方の、2ケタ人気馬は過去10年で一度も馬券圏内になっていない。今年あたりは走り頃かもしれないが、人気薄馬に過度の期待はできないということだろう。

2.万馬券は出ないが、堅くはない馬連妙味?

 1番人気馬の連対率は50パーセントもあるのに、馬連は過去10年で3桁配当のガチガチ決着というのは一度もないというのも関屋記念の特徴となっている。

 1番人気馬が連対したのは12、13、14、18、19年の5回。だが相手がすべて4〜6番人気だったために堅い配当になっていないのだ。まあすべては2、3番人気の低成績がもたらしている結果なのだが…。反面、馬連では9番人気以下の馬も絡んでいないので、万馬券も一度も出ていない。今年も馬連で勝負するならば、選んだ軸馬から相手は中位人気馬中心に厚く張るべきなのだろう。

 一方、3連複・3連単では、1番人気が絡まなかった2回で配当が跳ねているものの、わりと落ち着いた配当結果となっている。3連系の馬券正攻法としては、1番人気もしくは4番人気馬を中心に、5〜9番人気を絡めていくフォーメーションが有効に見える。

3.傾向は外枠有利?

 次に枠順成績を見ていこう。

 2年前には枠連8-8(18頭立て)、3年前は枠連7-7(17頭立て)という「外枠ゾロ目決着」の続いた関屋記念。やはり新潟芝千直のように外枠有利の傾向があるのだろうか?

 確かに過去10年、8枠の馬は3勝で2着も3回。7枠の馬は4勝で2着が2回。これは確かに外枠有利といえるだろう。しかも過去10年「7枠か8枠の馬どちらかが必ず連対する」という現象は続いている。今年も外枠に入った馬には要注意だろう。

 さらに遡ると、04年からこの外枠有利現象は続いていた。なんと18年間も7、8枠のどちらかが連対しているレースなのだ。ほかの1〜6枠はほぼ同程度の活躍。ここまで極端なデータだと、馬券的には内〜中枠のボックスというのはかなり買いづらい。

4.前走〇〇記念組が圧倒的な好成績?

 ほかにも特筆するべきは前走ローテ。これは「前走中京記念組」が圧倒的に成績良いのだ。過去10年で9回も「前走中京記念組」が連対している。しかし今年は残念ながら中京記念組の出走はない。ただこれは来年の関屋記念でも使えるデータなので覚えておきたい。

 それ以外のローテで健闘しているのは、前走エプソムC、安田記念組あたり。イルーシヴパンサーダノンザキッドザダルあたりはやはり要注意となるだろう。

(netkeiba編集部)

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