現地時間8月17日にイギリスのヨーク競馬場で行われたインターナショナルSを制したバーイード(牡4、英・W.ハガス厩舎、
Baaeed)。中距離戦は初参戦となったが、6馬身半差の圧勝劇を見せ、更なる飛躍を予感させる一戦となった。
バーイードは父
Sea The Stars、
母Aghareed、母の
父Kingmamboという血統の英国産馬。通算成績は10戦10勝。ここまでにG1・6勝をあげている。
現地
メディア『Racing TV』によると、管理するW.ハガス調教師は次走として、10月15日にアスコット競馬場で行われるチャンピオンS(3歳上・芝1990m)を視野に入れているとのこと。その上で
凱旋門賞の出走に関しては「行こうと思ったことはない。オーナー側がその気にならない限りはアスコットに向かいます」と改めて否定した。
英チャンピオンS参戦を受けて、ブックメーカー各社は同レースにおけるバーイードの単勝オッズを断然の1番人気に支持。18日時点で英ブックメーカー『William Hill』は1.4倍、愛ブックメーカー『Paddy
Power』は1.5倍のオッズを提示している。