◆ブラストウェーブが1週前追い(23日・紺谷)
　ブラストウェーブ(牡2歳。美浦・大竹)が札幌2歳S(9月3日・札幌)の1週前追い切りを函館Wで行った。5F65秒8-37秒2-12秒9(G強)をマークし、力強い脚さばきを披露した。気配は上々だ。

◆ジョウショーホープは札幌2歳Sへ(24日・安里)
　クローバー賞3着のジョウショーホープ(牡2歳、栗東・新谷)は札幌2歳S(9月3日・札幌)へ向かう。「藤岡佑騎手の話では距離を延ばしても対応できそうとのことなので」と新谷師。鞍上は未定。

◆フロムダスクが坂路で好時計(24日・浜口)
　この日、開門直後の栗東坂路に武豊Jの姿を確認した。乗っていたのはフロムダスク(牡2歳、栗東・森、父Bolt d'Oro、母Foolish Cause)。僚馬フォルツァエフ(古馬3勝クラス)を追走する形で運び、ラストは少し手応えで見劣ったものの、スピード感抜群の走りで4F48秒8-12秒7と出色の数字をたたき出した。

　もちろんこれは本日の一番時計で、まだ余力があったことも踏まえると相当優秀な数字と言えるだろう。「出たとこ勝ち」の雰囲気がデビュー前から漂っている。

◆スプルがゲート試験に合格(24日・妹尾)
　スプル(牝2歳、栗東・橋口、父ミッキーアイル、母ルナフェリーナ)は父の産駒らしいスピード、軽快さを感じさせる一頭。本日はゲート試験を受けて、13秒4-13秒9のラップで合格した。父、母の父(ストームキャット)の組み合わせはナムラクレア(函館スプリントS、小倉2歳S勝ち)と同じ。短距離路線での活躍を期待したい。

◆アスクメークシェアが1週前追い(24日・城谷)
　14日の札幌新馬戦でデビュー勝ちしたアスクメークシェア(牡2歳、栗東・藤原)が、札幌2歳S(9月3日・札幌)の1週前追いを札幌ダートコースで消化。前走で体は仕上がっていたので、きょうは半マイルからサラッと流す程度に終始したが、実戦を経験しても落ち着きがあり、リラックスしたムードで4F56秒2-41秒4-13秒5をマーク。大きく変わった感じはないが、肌ツヤの良さは相変わらず。

◆重賞でも期待シーウィザード(24日・文元)
　初戦は鮮やかな逃げ切り勝ちを収めたシーウィザード(牡2歳、美浦・鹿戸)。「予定していた東京が除外で函館に切り替える形になったけど、スピードを生かして強いレースだった」と師も確かな手応えをつかんだ様子。日曜の新潟2歳Sを予定しているが「ここを目標に乗り込み、上々の仕上がり。自分のリズムで運べれば重賞でも楽しみ」と期待を込める。

◆ヤクシマはききょうSへ(24日・堀尾)
　前開催で新馬勝ちして短期放牧に出ていたヤクシマ(牡2歳、栗東・寺島)。当初は来週の小倉2歳S(9月4日・小倉)を予定していたが「ききょうS(9月17日・中京)一本に切り替えて仕上げていきます」と師。より万全の状態で連勝を狙う構えだ。

◆ダイヤモンドハンズが栗東CWで好時計(24日・竹村)
　札幌2歳S(9月3日・札幌)を目指しているダイヤモンドハンズ(牡2歳、栗東・池江)が、栗東CWで追い切りを行った。帰厩後は迫力のある動きを連発しているが、この日も抜群の加速力を発揮して1F11秒1をマーク。

　ゴール前は相手をねじ伏せるように先着し、レースに向けて着実に気配は上向いている。デビュー戦のマイルが少し距離不足と感じただけに、千八に距離が延びるのもむしろプラスだろう。どんな走りを見せてくれるのか、とくと拝見したい。

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提供：デイリースポーツ