28日に新潟競馬場で行われる
新潟2歳S(2歳・GIII・芝1600m)について、枠順データから検証していく。
過去10年、枠別では最多となる6回の馬券絡みが7枠、その後に5回の8枠、4回の1枠・4枠が続いている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】2-0-2-11/15 単勝回収率54% 複勝回収率88%
【2枠】1-0-2-14/17 単勝回収率24% 複勝回収率51%
【3枠】1-0-0-16/17 単勝回収率12% 複勝回収率7%
【4枠】0-2-2-13/17 単勝回収率0% 複勝回収率110%
【5枠】1-0-2-15/18 単勝回収率40% 複勝回収率29%
【6枠】2-1-0-17/20 単勝回収率44% 複勝回収率23%
【7枠】0-5-1-18/24 単勝回収率0% 複勝回収率92%
【8枠】3-1-1-19/24 単勝回収率55% 複勝回収率53%
着別度数で見ると、内外で大きな有利不利はないことが分かる。回収率に関しても、どれかの枠が突出しているわけではなく、基本的にはフラットな目で見ていいだろう。
一見3枠が不振のように見えるが、17頭の内訳を見てみると3番人気以内に推されていた馬はたったの2頭で多くの馬が2桁人気馬だった。その2頭の内、2019年に
ウーマンズハートが1番人気で勝利を収めており、実力があれば問題はなさそうだ。直近2年は上位人気3頭で決着していることからも、枠順に影響を受けることなく、実力馬が力を出せる舞台と言えるだろう。