4日に新潟競馬場で行われる
新潟記念(3歳上・GIII・ハンデ・芝2000m)について、枠順データから検証していく。
過去10年、枠別では最多となる6回の馬券絡みが8枠、その後に5回の3枠・4枠が続いている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】3-0-0-15/18 単勝回収率158% 複勝回収率58%
【2枠】1-0-1-16/18 単勝回収率50% 複勝回収率83%
【3枠】1-3-1-14/19 単勝回収率343% 複勝回収率155%
【4枠】1-2-2-15/20 単勝回収率31% 複勝回収率149%
【5枠】0-0-2-18/20 単勝回収率0% 複勝回収率43%
【6枠】0-2-1-17/20 単勝回収率0% 複勝回収率50%
【7枠】1-1-2-22/26 単勝回収率17% 複勝回収率33%
【8枠】3-2-1-22/28 単勝回収率192% 複勝回収率73%
着別度数から見ると、枠ごとの有利不利が明らかとなった。特に目立つのは3枠の回収率だ。単勝・複勝回収率ともにベタ買いプラスとなっている。3枠から馬券に絡んだ5頭は3、6、8、9、10番人気で、伏兵馬の好走が目立つ。今年は
ヒートオンビートと
カラテが3枠にゲートインしており、ここは無理に逆らわない方が良いかもしれない。
その一方で、5枠・6枠は不振の傾向が続く。直近4年では一度も馬券絡みがなく、2019年には5枠に入った
レイエンダが、2020年には6枠に入った
ワーケアがともに1番人気ながら10着に敗れている。5・6枠に入った馬にとっては厳しいデータと言えるだろう。