9月11日(日)に中京競馬場で行われる第36回
セントウルステークス(GII)に出走を予定している
ダディーズビビッド(牡4、栗東・
千田輝彦厩舎)について、追い切り後の
千田輝彦調教師のコメントは以下の通り。
「夏場があまり元気のいい馬では無いので、リフレッシュして帰ってきたのですが、夏に弱いのがどれぐらい影響しているか、気にしながらの調整です。今年も暑かったので、元気かと言えばそうでもないですが、ここ最近涼しくなったので、それでちょっと元気になってくれればいいなという感じです。
1週前追い切りは、いつも通り、馬の気分に任せてやってもらっているのですが、いい時は元気良くハミを噛んで唸っていく馬が、最近それが無く、夏のせいなのか、大人になったのか、ここ最近の追い切りはちょっと見きわめが難しい感じですね。最終追い切りも、この馬なりには動けているのかなと思うのですが、見た感じ、唸っていく感じがまだ無いです。それが成長だといいのですが。
右回りだとどうしても4コーナーを逆手前で走ってきてしまい、どのジョッキーも、最後の直線、4コーナー回ってくる時のスピードの乗りが悪いと言うので、それで左回りに実績があるのだと思います。時計勝負でも一生懸命走ってくる馬なので(開幕週でも)大丈夫だとは思いますが、どうしても重賞だと壁があるのか、オープン特別ほど元気良く走れていないので、越えてくれるといいかなと思います。
強い相手で、今までのオープン特別よりは流れると思うので、その点はこの馬にとっていいかなと思っていますし、相手なりに頑張ってくれそうな気はしますが、問題は重賞の壁だと思います。いつも一生懸命レースをしてくれるとても賢い馬です。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)
ラジオNIKKEI