「紫苑S・G3」(10日、中山)
復権を目指す2歳女王の
サークルオブライフは7日、美浦Wで3頭併せ。直線で外に持ち出すと
パラレルヴィジョン(3歳2勝クラス)と併入、
シンハリング(5歳3勝クラス)には1馬身先着を果たし、6F83秒9-37秒5-11秒5をマークした。ただ、見届けた国枝師は「動きそのものは悪くないけど、全体の雰囲気というか、体も思っているほど余裕がない」と辛口評価だ。
1番人気で臨んだ前走の
オークスは12着と惨敗。発走前のトラブルで長時間待たされ、さらにスタート直後に挟まれてリズムを崩してしまった。正直、度外視していい内容と言えるが、「当時に比べると迫力が…。先週から上がってきた感じもないね」と、まだトーンは上がってこない。
大目標は次に控える牝馬3冠最終戦の
秋華賞ではあるが、ここでの実績上位は明らかだけに、ぶざまな競馬はできない。次につながる走りを期待するばかりだ。
提供:デイリースポーツ