11日に中山競馬場で行われる
京成杯オータムハンデキャップ(3歳上・GIII・ハンデ・芝1600m)について、枠順データから検証していく。
過去10年、枠別では最多となる6度の馬券絡みが5枠、その後に5回の1枠・2枠・6枠が続いている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】1-1-3-12/17 単勝回収率90% 複勝回収率128%
【2枠】2-2-1-14/19 単勝回収率51% 複勝回収率78%
【3枠】1-1-1-17/20 単勝回収率15% 複勝回収率38%
【4枠】0-1-1-18/20 単勝回収率0% 複勝回収率70%
【5枠】4-2-0-13/19 単勝回収率118% 複勝回収率101%
【6枠】2-1-2-15/20 単勝回収率330% 複勝回収率112%
【7枠】0-0-2-17/19 単勝回収率0% 複勝回収率38%
【8枠】0-2-0-18/20 単勝回収率0% 複勝回収率21%
5枠・6枠の回収率が良く、単勝・複勝ともにベタ買いプラスとなっている。5枠は最多となる4勝をあげており、6枠は2015年に13番人気ながら1着となった
フラアンジェリコなど伏兵馬の好走例が多い。この2つの枠に入った馬には注目したいところだ。
一方で、4枠・7枠・8枠はやや低調な成績となっている。特に8枠は最も複勝回収率が低い枠となっており、馬券に絡んだ2頭がともに3番人気と実力上位の馬だった。人気薄からの好走例はなく、8枠に入った馬にとっては厳しいデータになりそうだ。