「
凱旋門賞・仏G1」(10月2日、パリロンシャン)
22年の
凱旋門賞には3頭が参戦した14、19年を上回る4頭の日本調教馬がスタンバイ。
ドウデュースの他に
タイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田)、
ディープボンド(牡5歳、栗東・大久保)、
ステイフーリッシュ(牡7歳、栗東・矢作)と強力な布陣がそろう。
最も期待が大きいのは
タイトルホルダーだろう。
天皇賞・春、
宝塚記念とG1を連勝して古馬の頂点に立った。現在は美浦トレセンで輸出検疫に入っており、16日に成田国際空港から出国する。またコンビを組む横山和は14〜17日の期間でフランスへ赴き、現地を視察する予定。
宝塚記念をコースレコードで制して、スタミナに加えスピードも兼備していることを証明。タフな馬場状態でも全能力を発揮できそうだ。
2年連続で参戦する
ディープボンドは現地時間9日にフランスへ到着。21年のフォワ賞Vの実績もあり、コースを経験している強みを生かしたい。また、
ステイフーリッシュは8月28日の
ドーヴィル大賞で2着。春はサウジアラビア、ドバイで重賞を連勝しており、意外性を秘めている。世界で活躍する矢作師にとっても初の
凱旋門賞チャレンジだけに注目したい。
提供:デイリースポーツ