「ローズS・G2」(18日、中京)
確かな素質に磨きを掛けてきた。休養を挟んで2連勝。
メモリーレゾンが勢いに乗ってG2へと挑む。長谷川師は「前走はスタンド前の発走が初めてで駐立がもうひとつでした。それで後方からの形に。それに勝負どころでももたつく面がありながらも長くいい脚を使ってくれましたね」と手応え十分だ。
デビュー2戦は小倉の芝6F戦。2戦目で勝ち上がると、以後は距離を延ばしながら勝ち星を重ねてきた。「今回はさらに2000メートルに延びます。走り的にはギリギリかもしれませんが、同世代ですし、折り合いは問題ない。長い脚を使うので広いコースに変わるのはいい」と前向きだ。
現在の取得賞金は1500万円。確実に
秋華賞へ駒を進めるには、3着以内に入って出走権を手中にしておきたいところだ。「夏を越して背が伸び、期待していた成長を感じさせてくれています。この距離で、どこまで持ち味を出してくれるのか楽しみ」と指揮官。間違いなく、まだ奥はある。カミソリのような切れ味鋭い末脚を武器に、
トライアルから世代の頂点を目指す。
提供:デイリースポーツ