19日(日)に中京競馬場で行われる
秋華賞トライアル・
ローズステークス(GII)に出走予定の
サリエラ(牝3歳 美浦・
国枝栄厩舎)について、追い切り後の
国枝栄調教師のコメントは以下の通り。
「(前走は)初戦が逃げ切り勝ちだったので、いい感じで行けるだろうと思いましたが、案外でした。さすがに終いは届かないか......と思いましたが、エンジンがかかってからはいい伸びを見せてくれて届いたので、良かったと思います。
前走後は牧場へ放牧に出しました。暑い夏だったのでじっくり乗るという感じで、涼しくなってから(厩舎へ)戻ってきました。穏やかな馬なので、気持ちには余裕があるのでいいと思いますが、体に関してはそれほど変わっていないですね。
(今朝は)小さい馬なのでそんなに(強く)やらなくてもいいかなと思っていました。終いはどんな反応ができるかなと思って見ていましたが、良い伸びでした。(この馬の良さを感じる面は)まず落ち着きがあるという点と、調教よりも競馬に行って走れるので、その辺りが良いかなと思います。
(初のコーナー4つの2000mは)乗りやすい馬ですし、
ルメール騎手もこの馬のことをよく分かっているので、大丈夫だと思います。やはりこの先にGI(
秋華賞)がありますし、ここでいい結果を出して次に向かいたいと思います。あとは良馬場で走らせてあげたいですね」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI