14日、良血馬
テンペスト(牝2、美浦・
国枝栄厩舎)が初入厩した。管理する国枝師は「牝馬で馬体重が450kgを超えているので、サイズ的には問題ない。とりあえずゲート試験を受けて、(今後については)その時点で判断したい」と見通しを語った。
テンペストは父
ロードカナロア、
母シーザリオ、母の
父スペシャルウィークという血統。
母シーザリオは2005年の
オークス(GI)とアメリカン
オークス(米GI)を制し、同年の
JRA賞最優秀3歳牝馬に選ばれた名牝で、2006年の繁殖入り後もその活躍は続く。
全兄は無敗で
皐月賞を制して2019年の
JRA最優秀3歳牡馬となった
サートゥルナーリア。半兄にはGIを2勝し種牡馬としても現在大活躍中の
エピファネイアや2015年の
朝日杯FS覇者の
リオンディーズがいる。
シーザリオは昨年2月にこの世を去った為、本馬が最後の産駒となる。