「
神戸新聞杯・G2」(25日、中京)
ダービー5着馬
プラダリアが秋の始動戦を迎える。
青葉賞を制して中3週で再び東上という厳しい条件下のダービーだったが、
皐月賞出走組に割って入り掲示板を確保。世代上位の実力を証明してみせた。仕上がりも良好だけに、前哨戦からきっちり存在感を示す。
新興勢力の代表格は、2戦2勝と土つかずの
パラレルヴィジョン。デビューは今年4月と遅かったが、既走馬相手の未勝利戦を2馬身半差で制すと、続く1勝クラスは東京芝二千を1分58秒0の好タイムで走破し、3馬身差の楽勝だった。まだ、一線級との戦いがないため未知なる部分は多いが、春の勢力図を一気に塗り替えてしまう可能性を秘めた素質馬だ。
皐月賞&ダービーでともに9着と、春はひと息に終わった
ジャスティンパレス。巻き返しを期して秋初戦に向かうが、1週前の段階では「もうひと追い欲しい」と斉藤崇師。
ホープフルS2着の実力馬が、どこまで気配を上げてくるかに注目。
当舞台で
京都新聞杯を制した
アスクワイルドモアもV候補の一角。また、ス
プリングS覇者の
ビーアストニッシドも自分の
スタイルに持ち込めれば変わり身が見込める。安定感ある
ヴェローナシチー、末脚堅実な
ボルドグフーシュも出走権獲りへ虎視たんたん。
提供:デイリースポーツ