「テレ玉杯
オーバルスプリント・Jpn3」(21日、浦和)
断然の1番人気に応えた-。単勝1・9倍の
シャマルが好位3番手追走から直線早めに先頭に立って押し切り勝ち。その
シャマルをマークした3番人気の
リメイクが、1馬身半差の2着。2番人気だった地元の
ティーズダンクは3着に食い込むのがやっとだった。
南関東でもすっかりおなじみになった
シャマルが2走前の反省を生かした。万全の競馬で交流重賞3勝目だ。
4月の
東京スプリント(大井)で初めて重賞を勝った後、6月の
さきたま杯では今回と同じ舞台で3着。逃げた
サルサディオーネを捉え切れず、地元の
ティーズダンクにも差された。
その悔しさを見事に晴らした。「ト
リッキーな浦和コースでしたが、人馬ともに2度目。前回の反省をして臨みました」と
川須栄彦は振り返り「今日は理想的な競馬ができました」と胸を張った。
管理する
松下武士師も自信を持っていた。「前回の佐賀から間隔が短かったけど、馬の回復が早かった。番手でも上手に競馬ができる馬です」と手応え十分の表情だ。
勢いに乗って次走はJBCス
プリント(11月3日・盛岡)といきたいところだが「(賞金的に)出られるかどうか分からないので、
南部杯(10月10日・盛岡)にも登録します」とトレーナーは話した。
提供:デイリースポーツ