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神戸新聞杯・G2」(25日、中京)
やや不安が残る最終リハとなった。
サトノヘリオスは21日、新コンビを組む浜中を背に栗東芝へ。単走で序盤から掛かり加減にスタートすると、しまいは伸びを見せられず、6F78秒2-36秒2-12秒7を計時した。
2週連続でケイコをつけた鞍上は、「先週よりは良くなっている感じはありますが、気性が若くて集中力に欠けている。実戦に行ってどこまでやれるかですね」と折り合い面の課題を指摘。友道師も「ムキになってしまうところがあって、操縦が難しいところはある」と冷静に評価する。
もっとも、能力は一級品だ。2歳時には未勝利戦、
エリカ賞をともにレコード勝ち。重賞の舞台でもス
プリングS、
ラジオNIKKEI賞で3着と上位争いを繰り広げており、トレーナーは「力はあると思っている」と強調する。
状態自体は良く、舞台設定も歓迎。「休み明けの方が走る馬だし、息が入りやすいコーナーの多いコースもいい。いい位置を取って前めで競馬ができれば」と師は実戦での走りに期待した。
提供:デイリースポーツ