2019年の
京都金杯に勝った
パクスアメリカーナ(7歳、
父クロフネ)が競走馬登録を抹消。23年シーズンから種牡馬生活を送る北海道新ひだか町のレックススタッドに到着した。
現役時代は栗東の
中内田充正厩舎に所属し2歳8月に新潟競馬場でデビュー。3戦目に勝ち上がると、続く
こぶし賞を出走メンバー最速となる36秒2(推定)の末脚で差し切り勝ち。重賞初挑戦となった
アーリントンカップは2着だったが、4歳シーズン初戦の
京都金杯で重賞初勝利。
ヴィクトリアマイルなどに勝った
ホエールキャプチャの全弟という血統からマイル戦線での活躍が期待されたが、
マイラーズC3着後、左第3中手骨々折が判明。長期休養を経て復帰を果たしたものの8月15日の
関屋記念9着が最後のレースとなった。通算成績は10戦4勝2着1回3着2回。