「
凱旋門賞・仏G1」(10月2日、パリロンシャン)
日本競馬の悲願成就に向け、
タイトルホルダーが26日から馬場入りを敢行。受け入れ先の
小林智厩舎のルーティンに合わせた調教で、大一番へ向けて
ピークの状態を見据えている。最終リハを行うのコワイラフォレ調教場の下見を27日午後に予定するなど、陣営の準備に隙はなし。チーム一丸で、世界の頂点をつかみ取る。
"チーム・ジャパン"で日本競馬界の悲願をつかみ取る。
天皇賞・春、
宝塚記念とG1を連勝して
凱旋門賞に挑む
タイトルホルダーは、
シャンティイの
小林智厩舎に滞在中。26日を他の日本馬3頭が全休日に設定する中、同厩舎に合わせてリヨン調教場の坂路を軽快に駆け上がった。
日本時間16日にフランスへ到着して10日が経過。栗田師は「最初は走りたい気持ちがいっぱいありましたが、日に日に落ち着きが出てきました。気持ちと体がマッチしましたね」とメンタル面の安定を強調。続けて、「フランスに来てからよく寝るね。普段はあんまり寝ないのに。あとはエサをガッツリ食べたりすることもないんだけど、よくかんでよく食べています」と、いつも以上に
リラックスしている様子を伝えた。
「小林さんの
バックアップは大きい。すごく気にかけてくれますし、ここまでやってくれるのは感謝しかないですね」。
小林智厩舎が受け入れた馬では、12年2着の
オルフェーヴルが最高着順。日の丸を高く掲げるその日まで、チーム一丸で戦い抜く。
提供:デイリースポーツ