◆第56回
スプリンターズS・G1(10月2日、中山・1200メートル)=9月30日、美浦トレセン
2走前の
葵Sで重賞初制覇を果たし、古馬との初対戦となった前走の
キーンランドCでも半馬身差の2着と勢いに乗る3歳馬
ウインマーベル(牡3歳、美浦・
深山雅史厩舎、父
アイルハヴアナザー)は、4枠7番からの発走となった。深山調教師は「まずまずの枠ですね。中団から前めで競馬ができれば」と意気込んだ。この日は坂路を68秒4―17秒2で登坂したのち、Wコースへ。
序盤は馬場の外めをゆったりと回ったが、最後の直線では鞍上が肩ムチを入れる場面も。結局ラスト1ハロンはレース2日前としては異例の12秒3をマークした。トレーナーは「普段は自分から進んでいかないぐらいおっとりとしているので、本番前にもう少し気合をつけようと思いました」と意図を説明した。
スポーツ報知