10月1日の中京9R・
ヤマボウシ賞(2歳1勝クラス、ダート1400メートル=9頭立て)は、2番人気の
オマツリオトコ(牡、美浦・
伊藤圭三厩舎、父
ヴィットリオドーロ)が勝ち、ダートでは2戦2勝とした。勝ち時計は1分24秒3(良)。
前走は芝の
函館2歳Sで3着だったが、思いのほかダッシュがつかず中団から。終始インで砂をかぶっていたが、直線で少し外に持ち出すとグングン伸び、ゴール前で
スクーバー(2着、
岩田望来騎手)をとらえた。
松山弘平騎手は「スタートをしっかり出て、先団争いが厳しそうだったので、その後ろで前半慌てず運びました。初めてのキック
バックを嫌がって、エンジンのかかりに時間がかかりましたが、いい経験になったと思います」とテン乗りの相棒をたたえた。
管理する伊藤圭調教師は「砂をかぶって進みが悪かったが、ばらけてから伸びてきた。どのレースかは決めてませんが、重賞を使ってみたい」と期待に胸を膨らませた。
スポーツ報知