スマートフォン版へ

【凱旋門賞】タイトルホルダー 調整万全、横山和「凄く楽しみ」

スポニチ
  • 2022年10月02日(日) 05時30分
 タイトルホルダーは土曜朝、コワイラフォレ調教場のダートコースでハッキングの最終調整。栗田師は「馬に落ち着きがあって硬さもなく、順調にメニューをこなせました」と調整は万事良好だ。

 鞍上の横山和は初めての凱旋門賞騎乗。「2、3年前の成績からは現実味のないこと。そういう舞台に挑戦できるのは幸せです。ゲートセンスのいい馬ですし、今回も凄く楽しみにしています」と胸を躍らせた。

 菊花賞天皇賞・春が共に逃げ切り。前走の宝塚記念パンサラッサとの先行争いの末にレコード勝ち。菊花賞が5馬身、天皇賞・春が7馬身差と圧倒的な強さ。名馬の域に昇華するタイトルホルダーを管理する栗田師にとっても凱旋門賞初挑戦。「ロンシャンの導線も2回見たし、馬場も見たので(自身が)びっくりすることはないと思います。オーナーには凱旋門賞にチャレンジさせてもらえただけでも感謝です」と喜びを口にした。

 馬場も環境も違うパリロンシャンで、どんな夢を見せてくれるのか。野望を持って挑む29歳の鞍上と44歳のトレーナー。フレッシュなコンビが徹底先行、日本競馬の悲願に手を掛ける。

 ▽パリロンシャン競馬場 パリ西部ブローニュの森にあり、1857年に開場。2015年凱旋門賞終了後にスタンドやパドック、検量室などの大規模な改修工事が行われ、18年4月のリニューアルオープンのタイミングで「ロンシャン」から「パリロンシャン」に改称された。芝2400メートルは外回りで京都芝1800メートル外回りのようなワンターンの形態。スタート後の400メートルは平たんで、そこから500メートルで高さ10メートルの坂を上り、その先の500メートルで10メートル下る。坂の終点から先は平たんで400メートルのフォルスストレート(偽りの直線)を経て533メートルの直線へ。東京の直線(526メートル)とほぼ同じ長さ。白熱の追い比べが繰り広げられる。この地で日本調教馬はアグネスワールドが1999年にアベイドロンシャン賞(G1)をものにした。

 <天気と馬場>土曜日は曇り。凱旋門賞当日は曇り時々雨で、激しくは降らない予報。パリロンシャンの馬場は日本時間1日17時30分現在で重。過去24時間で3ミリの雨量を計測している。当日の馬場予測も同じく重。タフな馬場を避けたい日本馬にとっては、あまり歓迎できない馬場だ。

スポニチ

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す