現地時間2日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたフォレ賞(3歳上・G1・芝1400m)は、中団でレースを進めたL.デットーリ騎手騎乗のキンロス(セ5、英・R.ベケット厩舎)が、直線で前を差し切り、追い込んだマ
ラヴァス(牝3、仏・F.
グラファール厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分24秒40(重)。
さらに1馬身差の3着に、
坂井瑠星騎手とのコンビで逃げ粘った
エントシャイデン(牡7、栗東・
矢作芳人厩舎)が入った。同馬は昨年の同レースでも3着に入っており、2年連続での好走となった。
勝ったキンロスは、父
Kingman、
母Ceilidh House、
その父Selkirkという血統の英国産馬。昨年の同レースでは4着に敗れたが、G2連勝で勢いを持って挑んだ今年は快勝。G1初制覇を飾った。