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【AI予想・毎日王冠】凱旋門賞の鬱憤は「この馬」で晴らす!? 名門厩舎が送り出す実力馬に注目

  • 2022年10月03日(月) 20時17分
 今週からは競馬場が替わり、「東京・阪神」の2場開催。朝晩の空気も一段と涼しくなり、まさに秋競馬のスタートとなります。

 しかも、今週は土日月の3日間連続開催。重賞は、まず土曜日に東京競馬場で2歳のGIII・サウジアラビアRC(芝1600m)があり、日曜日にも同じく東京競馬場で、GII・毎日王冠(芝1800m)。そして、月曜日には阪神競馬場でGII・京都新聞杯(芝2400m)が行われます。

 毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週は日曜日のGII・毎日王冠の狙い馬を探します。

 月曜日現在の登録馬は10頭。例年よりもやや少な目の頭数となりそうです。

 それでも、メンバーはなかなかの充実ぶり。この先の天皇賞・秋に繋がる熱戦が繰り広げられるでしょう。

 人気上位になりそうなのは、まずは6月のGI・安田記念3着のサリオス(牡5・美浦・堀厩舎)。ご存知のとおり、一昨年の毎日王冠1着馬。それ以降、勝利はありませんが、実績あるコースで完全復活となるでしょうか。

 対するは、これも復活が期待される牝馬のレイパパレ(牝5・栗東・高野厩舎)。前走1番人気で12着と敗れたGI・ヴィクトリアマイルの汚名返上を果たしたいところです。

 さらに2歳時のGIホープフルSから勝ち鞍のないダノンザキッド(牡4・栗東・安田隆厩舎)も、久々の勝利を手にしたいはず。今年のGI・大阪杯を勝っているポタジェ(牡5・栗東・友道厩舎)も出走してきます。

 これらのGI馬4頭に加え、前走で同じ舞台のGIII・エプソムCを優勝したノースブリッジ(牡4・美浦・奥村武厩舎)、前走小倉日経オープン1着のレッドベルオーブ(牡4・栗東・藤原厩舎)など、勢いのある馬も参戦。頭数は少ないものの、見応えあるレースが期待できそうです。

【名門厩舎が送り出す実力馬】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、ポタジェ(牡5・栗東・友道厩舎)でした。

 同厩舎は昨日の凱旋門賞ドウデュースを送り出したものの、結果は残念ながら19着。その鬱憤を晴らすためにも、今週は日本で重賞勝利といきたいところでしょう。

 同馬は父ディープインパクト母ジンジャーパンチ(母父Awesome Again)という血統。半姉には16年に毎日王冠を制しているルージュバック(父マンハッタンカフェ)がいます。

 これまでの成績は、16戦6勝。デビューは19年の中山2歳新馬戦(芝1800m)で1番人気1着。その後は3戦連続で2着が続きましたが、3歳7月に1勝クラス・生田特別(阪神・芝2000m)を勝つと、それから翌年1月のリステッド競走・白富士S(東京・芝2000m)まで怒涛の4連勝を果たしています。

 その後は重賞戦線で惜しい競馬が続きましたが、今年のGI・大阪杯では8番人気という低評価を覆して1着。前走のGI・宝塚記念では11着と惨敗していますが、これまでの成績からも距離短縮はプラスと働きそうです。

 これまでの相手関係から、ここでも能力はトップクラス。[6-4-2-4]と堅実な走りが魅力で、人気順次第では妙味ある狙い馬となるでしょう。

 あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定後、AI予想がどう変わるのか…。週末の最終AI予想も、ぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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