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【レディスプレリュードレース後コメント】プリティーチャンス岩田望来騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2022年10月07日(金) 10時30分
6日(木)、大井競馬場(曇・重)で行われた第19回レディスプレリュード(JpnII・3歳以上牝馬・1800m)は、道中5、6番手につけていた2番人気のプリティーチャンスJRA)が前で競り合う各馬を捉えて重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分51秒7。プリティーチャンスは11月3日に盛岡競馬場で行われるJBCレディスクラシックの優先出走権を獲得した。

1馬身差の2着には、向正面で動いて先頭に立った4番人気テリオスベルJRA)が粘った。断然の1番人気ショウナンナデシコJRA)は一旦先頭に並びかけたが、最後は力尽きて3着に敗れた。

勝ったプリティーチャンス父シンボリクリスエス母フューチャサンデーその父サンデーサイレンス)という血統の牝5歳・青鹿毛馬で、栗東・野中賢二厩舎の管理馬。通算成績は19戦5勝(うち地方は4戦1勝)、重賞は7度目の挑戦で初制覇となった。

レース後の関係者のコメント

1着プリティーチャンス岩田望来騎手
「とても雰囲気が良く周回していましたし、返し馬でもすごく良かったと思います。前走は速い馬場で置いていかれていましたが、今回はすごく手応えが良く、4コーナーまで回って来られたので、これならと思って直線で追い出しました。この馬もしっかりと脚を使ってくれると信じていたので、必死の思いに馬が応えてくれたと思います。この馬とコンビを組ませてもらった時には、いつも以上に自信がありますし、この馬の良いところを今日全て出し切ることができて良かったと思います。これを機にもっと大きい舞台で活躍できるように人馬ともに頑張るので応援よろしくお願いします」

1着プリティーチャンス野中賢二調教師)
「ジョッキーもうまく乗ってくれました。今回は馬具を工夫してレースに臨んで、前回よりもはるかに良い行きっぷりでした。直線は必ず脚を使ってくれると信じていましたし、あの位置にいれば何とかなるかなと思いました。どちらかと言うと前走は(門別への)輸送を考えて少し緩めだったのですが、今日は絞っていい感じでした。賞金を加算できて色々選択肢も広がりました。このあと盛岡でJpnIがありますし、中央でもGIがありますが、偶然なのかちょっと左回りだと走りのバランスが良くない所があります。その辺りも含めて、馬の状態を見てオーナーとも相談して、次にどこへ行くか考えたいと思います」

3着ショウナンナデシコ吉田隼人騎手
「内枠でスムーズな競馬ができました。押し出されてハナに行く形でしたが、行く馬がいればどうぞ、という感じでした。砂を被る競馬でもマイペースで行けましたし、叩いて次は良くなると思います」

4着フラーレン坂井瑠星騎手
「馬の状態は良いと感じましたし、レースもスムーズにリズムよく運べました。昇級初戦でも上位とも差はなかったですし、よく頑張ってくれました」

(取材:大関隼)

ラジオNIKKEI

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