「
毎日王冠・G2」(9日、東京)
秋の古馬G1戦線を見据える好メンバーそろった一戦に、2頭出しで臨む安田翔厩舎。勢いの
ジャスティンカフェか、実績の
キングオブコージか-。ともに夏場の休養でリフレッシュは完了!万全の態勢で実りの秋をスタートさせる。
秋のG1戦線を占う重要な一戦に、安田翔厩舎が
ジャスティンカフェ&
キングオブコージの2頭出しで臨む。ともに順調に調整され、万全の態勢でスタンバイしている。
ジャスティンカフェは前走
エプソムCで0秒1差の4着。安田翔師は「マイルから千八に距離を延ばしたけど、しっかり動けていました。悲観はしてません」と前向きだ。重馬場の中、最後方から上がり最速となる3F33秒5で猛追した末脚は見どころがあった。
夏場を休養に充て、4カ月ぶりの実戦となるが、リフレッシュ効果もうかがえる。「これまでは放牧に出しても体がふっくらするタイプじゃなかったけど、今回はふっくらして戻ってきました。いい夏を過ごせたのではないかと思います」とトレーナー。「道中で
リラックスして走らせることができたら脚は使える馬です。リズムを崩さずに運べるかですね」と見通した。
一方の
キングオブコージは
大阪杯11着、
宝塚記念17着とG1で大敗したものの反撃材料はある。「
宝塚記念はノドが鳴って苦しくなりました。前進気勢が強く2000メートルや2200メートルだと抑えなければいけない分、ノドが鳴ってしまう。よりそれがない1800メートルを使います」と説明。続けて、「ここを使ってさらに涼しくなったら、もう一段階上がると思うけど、今回もしっかり準備はできている。100%の状態でいけると思います」と力を込めた。
2頭ともに休養を経て、仕切り直しで挑む前哨戦。陣営に実りの秋をもたらす激走に期待だ。
提供:デイリースポーツ