10月9日の阪神11R・オパールS(3歳上オープン・リステッド、芝1200メートル＝16頭立て)はメンバー唯一の3歳馬トウシンマカオ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)が鮮やかな差し切り勝ちで、オープン2勝目を挙げた。勝ち時計は1分8秒6(やや重)。

　大外枠からスタートを五分に決め、道中は中団後方を追走。1番人気のサンライズオネストを目標に4コーナー手前から進出を開始すると、馬場の真ん中から末脚をさく裂させて1馬身3／4差をつけた。「外枠で難しいレースになりましたが、極力ロスを抑える騎乗ができました。返し馬からこの馬の力が抜けていると信じていましたし、勝ちにいくレースをしました」と鮫島克駿騎手。高柳瑞調教師も「キーンランドカップ(4着)でいい競馬をしていましたし、力通りではないでしょうか」とうなずいていた。

スポーツ報知