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【AI予想・菊花賞】あの「伝説の新馬戦」から再びGI馬が誕生!? クラシック上位馬不在の大混戦を制するのは…

  • 2022年10月17日(月) 19時00分
 今週も開催は「東京・阪神・新潟」の3場。阪神競馬場では、日曜日に3歳クラシックの最終戦・菊花賞(阪神・芝3000m)が行われます。

 毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週は菊花賞での狙い馬を探します。

 今年はフルゲート18頭のところ、それを大きく上回る23頭が登録。今年は皐月賞馬のジオグリフ、さらに日本ダービー1着ドウデュース&2着イクイノックスが不在ですから、各陣営も色気を持っていることでしょう。

 人気上位になりそうなのは、ガイアフォース(牡3・栗東・杉山晴厩舎)。夏の小倉・国東特別(1勝クラス・芝2000m)を7馬身差で快勝すると、前走のセントライト記念(中山・芝2200m)で連勝と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで人気の中心となりそうです。

 それに続きそうなのが、ダービー3着から秋初戦のGII・セントライト記念でも2着と充実ぶりをみせているアスクビクターモア(牡3・美浦・田村厩舎)や、前走のGII・神戸新聞杯で5番人気ながら1着となったジャスティンパレス(牡3・栗東・杉山晴厩舎)で、これらも上位人気は確実でしょう。

 人気は上位3頭に集まりそうですが、このほかにも神戸新聞杯で3着と健闘したボルドグフーシュ(牡3・栗東・宮本厩舎)、同レース5着のヴェローナシチー(牡3・栗東・佐々木厩舎)、さらには夏の福島GIII・ラジオNIKKEI賞1着のフェーングロッテン(牡3・栗東・宮本厩舎)や、神戸新聞杯2着のヤマニンゼスト(牡3・栗東・千田厩舎)も最後の一冠へ向けて菊花賞に挑みます。

【AIは人気薄伏兵馬に白羽の矢】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 そして今週、月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、フェーングロッテン(牡3・栗東・宮本厩舎)でした。

 同馬は、父ブラックタイド母ピクシーホロウ(母父キングヘイロー)という血統。ひとつ上の兄には昨年のGI・スプリンターズSを勝利したピクシーナイト(父モーリス)がいます。

 デビューは昨年の小倉2歳新馬戦(芝1800m)で、追い込み届かずの3着。しかし、このときの1着はその後にダービー制覇を成し遂げるドウデュース、2着にもセントライト記念を快勝したガイアフォースと、まさに「伝説の新馬戦」だったといえそうな活躍ぶりでレベルの高いレースだったことは間違いなさそうです。

 その後、一時はスランプに陥りましたが、3走前の白百合S(中京・芝2000m)で優勝すると、続くGIII・ラジオNIKKEI賞では重賞初制覇。前走のGIII・新潟記念(新潟・芝2000m)では3着と敗れましたが、重賞常連の古馬であるカラテユーキャンスマイルなどと差のない競馬をしていただけに、トップクラス不在の同世代であれば通用する下地はあるでしょう。

 これまでの成績は9戦3勝ですが、着度数的には[3-1-3-2]と堅実。ブリンカーを着用した4走前からは大きく崩れてもおらず、ここも好勝負が期待できそうです。

 あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定後、コンピュータ予想がどうなるのか…。週末の最終AI予想を、ぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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