先週は秋華賞(GI)に続き、今週も3歳GIレースが開催。昨年に引き続き阪神の芝3000mで行われるクラシック最終戦・菊花賞(GI)を、netkeibaオリジナルAIに占ってもらいます。

　昨年は果敢にハナを切ったタイトルホルダーが、5馬身差の圧勝。その後は有馬記念(GI)を挟んでGIレース2勝を含む3連勝と活躍しただけに、今年も未来のスターホースが誕生するのか楽しみな一戦です。

　メンバー的にはクラシック上位組が不在で少し寂しい感じもありますが、そのぶん馬券的には混戦模様。難解なレースとなりそうですが、今週もAIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆人気馬に妙味あり!?

　今週の菊花賞でAIが本命に抜擢したのは、人気が予想されるアスクビクターモアでした。

　本馬は今年の弥生賞(GII)優勝馬で、その後のクラシック戦線でもともに掲示板を確保。実績だけでいえば、今回のメンバーで最上位といえるでしょう。

　これまでの対戦メンバーを見てもわかるように、戦ってきた馬もハイレベル。弥生賞では後のダービー馬であるドウデュースに土をつけていますから、能力の高さは疑いようがありません。

　今回はクラシック出走馬も多く参戦してきますが、皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)ともに今回の出走メンバーでは本馬が最上位。前走のセントライト記念で敗れはしましたが、菊花賞を見据えた前哨戦ということを踏まえれば十分に逆転も可能でしょう。

　阪神の芝3000mという未知の舞台が穴馬への食指を動かしそうですが、だからこそ人気馬に妙味が生まれるというもの。これまでの実績を考えれば、逆らえない一頭といえそうです。

(netkeiba編集部)