イクイノックスに注目したい。春のクラシック連続2着の悔しさをここで晴らすことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/30(日)
天皇賞・秋(3歳上・GI・東京芝2000m)
イクイノックス(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)は2歳時にデビュー2連勝で東京スポーツ杯2歳Sを制し、3歳時もクラシックで連続2着と活躍してきた
キタサンブラック産駒。クラシックに関しては2戦とも大外枠から負けて強しの走りをしており、ポテンシャルは底を見せていない。歴戦の古馬が相手となるここでも勝ち負けの期待は十分だ。鞍上は
C.ルメール騎手。
ジャックドール(牡4、栗東・
藤岡健一厩舎)は昨年9月の1勝クラスから今年3月の
金鯱賞まで一気の5連勝で重賞制覇を果たした
モーリス産駒。初のGI挑戦となった
大阪杯では5着に敗れたが、一息入れた
札幌記念で巻き返して重賞2勝目を挙げた。調教からして状態は上り調子であり、
大阪杯の雪辱が期待される。鞍上は
藤岡佑介騎手。
シャフリヤール(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)は昨年の
日本ダービー馬で、3月には初の海外遠征となった
ドバイシーマクラシックを制してGI・2勝目を挙げている。前走の
プリンスオブウェールズSではタフな馬場も響いてか4着に終わったが、国内で改めて力を示すことができるか。鞍上は今週から短期騎乗を開始するC.デムーロ騎手。
その他、
日本ダービーでは1番人気だった
ダノンベルーガ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)、今年の
ドバイターフを優勝した
パンサラッサ(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)、今年の
皐月賞馬
ジオグリフ(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)、今年の
大阪杯でGI初制覇を果たした
ポタジェ(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。