JRAは26日、クリスチャン・デムーロ騎手、ホリー・ドイル騎手、トム・マーカンド騎手の3名に対し、短期騎手免許を交付したことを発表した。詳細は下記の通り。
■C.デムーロ騎手
【免許期間】
10月29日から12月28日まで
【プロフィール】
1992年7月8日 イ
タリア生まれ
身長161cm 体重51kg
2009年 イ
タリア見習騎手免許取得
2010年 イ
タリア騎手免許取得
2014年 フランス騎手免許取得
【近3年の成績】
2020年 834戦120勝(仏リーディング3位)
ガネー賞、サンタラリ賞、
凱旋門賞(いずれも仏G1)などを勝利。
2021年 882戦115勝(仏リーディング5位)
仏1000ギニー、ジャンロマネ賞(ともに仏G1)などを勝利。
2022年 907戦133勝(仏リーディング4位)
ドバイシーマクラシック(首G1)などを勝利。
※10月25日現在
日本においては、2013年
桜花賞(騎乗馬
アユサン)、2017年
ホープフルS(騎乗馬
タイムフライヤー)、2018年阪神JF(騎乗馬
ダノンファンタジー)と3度のGI勝ち鞍がある。また、今年の
ドバイシーマクラシックでは日本馬
シャフリヤールに騎乗し、同馬を優勝に導いた。
JRA所属の
ミルコ・デムーロ騎手は実兄にあたる。今回の来日における身元引受調教師は栗東・
斉藤崇史調教師、契約馬主は吉田勝己氏。
■H.ドイル騎手
【免許期間】
10月29日から12月25日まで
【プロフィール】
1996年10月11日 イギリス生まれ
身長152cm 体重49kg
2014年 イギリス見習騎手免許取得
2017年 イギリス騎手免許取得
【近3年の成績】
2020年 655戦94勝(英リーディング4位)
英チャンピオンズス
プリントS(英G1)などを勝利。
2021年 592戦87勝(英リーディング5位)
グッドウッドC(英G1)などを勝利。
2022年 613戦91勝(英リーディング2位タイ)
ナッソーS(英G1)、仏
オークス、アベイドロンシャン賞(ともに仏G1)などを勝利。
昨年サウジアラビアで行われたネオムターフC(沙G3)でトゥルーセルフを優勝に導き、
サウジカップデーにおける女性騎手初勝利を飾った。また、今年の仏
オークスをナシュワとのコンビで快勝、女性騎手によるクラシック競走初勝利の快挙を果たした。今回が初来日となる。
なお、現地10月15日に英・アスコット競馬場でトゥルーシャンに騎乗した際に発生したレース中の斜行により、現地の裁決委員から10月25日および10月31日から11月3日までの騎乗停処分を下されており、日本
中央競馬会競馬施行規程第147条第18号に基づいて、日本においても11月3日まで騎乗停止となっている。
今回の来日における身元引受調教師は美浦・
鹿戸雄一調教師、契約馬主は長谷川祐司氏。
■T.マーカンド騎手
【免許期間】
10月29日から12月25日まで
【プロフィール】
1998年3月30日 イギリス生まれ
身長166cm 体重54kg
2014年 イギリス見習騎手免許取得
2016年 イギリス騎手免許取得
【近3年の成績】
2020年 822戦114勝(英リーディング3位)
英セントレジャー、英チャンピオンS(ともに英G1)、ローソンS、
クイーンエリザベスS(ともに豪G1)などを勝利。
2021年 737戦117勝(英リーディング3位)
ジュライC(英G1)、
クイーンエリザベスS(豪G1)などを勝利。
2022年 632戦91勝(英リーディング2位タイ)
クイーンエリザベス2世S(英G1)、タタソールズゴールドC(愛G1)、ロワイヤリュー賞(仏G1)などを勝利。
なお、現地10月20日に英・ウルヴァーハンプトン競馬場で
アンダーザ
トワイライトに騎乗した際、最終直線で外側へ斜行したことにより、現地の裁決委員から11月3日および11月4日の騎乗停止処分を受けた。日本
中央競馬会競馬施行規程第147条第18号に基づいて、日本においても11月3日から11月4日まで騎乗停止となっている。
今回が初来日。身元引受調教師は美浦・
宮田敬介調教師、契約馬主は有限会社シルクレーシング。
(
JRAのホームページによる)