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天皇賞・秋追い切り(26日・美浦&栗東トレセン)
水納(以下、水)「G1勝ちこそないものの、上位人気を集めそうなのが
ジャックドールです。デビューから11戦、一貫して2000メートルを使われており、5連勝で
金鯱賞をレコード勝ち。前走の
札幌記念ではG1馬5頭を撃破しました」
イシゴー(以下、イ)「この距離での7勝は現役単独トップなんだよね」
水「そうなんです。ただ、最終追い切りは相変わらずスムーズな脚運びでしたが、もう少し迫力があってもいいような…。藤岡調教師は『負荷がかかりすぎず、いい調整だった』と話していたので、気にしすぎかもしれませんが」
イ「美浦組でNO1と言ってもいいぐらい、絶品の動きだったのが
ノースブリッジ。4角では、前を行く2頭に届かないような位置だった。ところが直線で岩田康騎手がエンジンを点火すると、“弾丸”のような伸び脚。5ハロン65秒8の好時計で、ラスト1ハロン11秒4はこの日のWコースで4位タイだった。
奥村武調教師も『最後の仕上げはジョッキーに任せていたし、動けていましたね』と好感触だった」
水「抜群の動きですね。こちらも2000メートルは過去4勝ですが、3戦ぶりの1ハロン延長です」
イ「
奥村武師が『1800メートルは多少忙しいので2000メートルの方がいい』と話していたし、問題ないと思うよ」
水「栗東組だと
ポタジェもこの距離が得意で、
大阪杯を含めて5勝。友道調教師も『2000メートルぐらいがいい』と言っていました。1回叩いて、状態も確実に上向いていそうです」
イ「3歳馬やダービー馬が注目されるけど、これだけ距離実績がある3頭は無視できないね」
スポーツ報知