11月に入り、今年も残すところ2カ月。今週はGIレースがありませんが、土日で重賞4レースが行われます。

　中でも注目は、今後のGI戦線にも繋がるアルゼンチン共和国杯(GII)。今週は、こちらのレースをnetkeibaオリジナルAIに占ってもらいます。

　昨年は15頭立てとなったレースですが、今年はフルゲートの18頭立て。下は51kg〜上は57.5kgという斤量に大きな差があるハンデ戦で、予想も難航を極めそうです。

　現在このレースを2連覇中のオーソリティは出走しませんが、新たに若い世代の有力馬も出走予定。世代比較なども難しいレースとなりそうですが、今週もAIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆初志貫徹の本命馬

　今週のアルゼンチン共和国杯でAIが本命に抜擢したのは、人気が予想されるヒートオンビートでした。

　こちらは週初からの予想を貫いてきた形となりますが、やはり強いメンバーでも相手なりに走る堅実さが売りといえるでしょう。

　同コースで行われた昨年の目黒記念(GII)でも2着と健闘しており、古馬となってから馬券圏内を外したレースが全て根幹距離であったことを踏まえても、この微妙にズレた距離が本馬には合っているのかもしれません。

　非根幹距離は荒れるレースも多く、昨年の目黒記念でも8番人気、2番人気、15番人気で決着。2着に2番人気のヒートオンビートが入りましたが、三連単はあわや「100万馬券」という99万4120円の高配当が飛び出しています。

　これだけ頭数がいれば、道中での紛れも生じる可能性は十分。AI予想を参考に、夢の高配当馬券を狙ってみるのも面白いかもしれませんね。

(netkeiba編集部)