5日の福島第1R・2歳未勝利で、
ビルカール(牡2、美浦・
水野貴広厩舎)に騎乗して1着となった
柴田善臣騎手(美浦・フリー)は、56歳3ヵ月7日での勝利をあげた。
これは岡部幸雄元騎手が2005年1月23日にあげた、56歳2ヵ月24日での勝利を14日上回る
JRA史上最年長勝利記録となった。
【
柴田善臣騎手のコメント】
「昨日、勝利した場合は最年長ということで表彰があるという話をいただき、『元気に乗っていればそのうち何とかなるかな』と返事をしたのですが、まさか1レースで達成できるとは思いませんでした。達成できて良かったです。
(岡部幸雄元騎手の記録を塗り替えたことは)大変恐れ多いです。皆様にご迷惑をおかけしながら、そしてここまで支えられながら、長く乗ることができていると思います。岡部さんの足元にもおよびませんが、今日のこの勝利で、少し近づけたかなという気持ちがします。
今年は怪我が一番きつかったですが、その中で春の叙勲をいただくことができ、とても励みになりましたし、それに恥じないような行動を取らなければいけないと思い、頑張ってきました。たくさん迷惑をかけていますし、もう少し迷惑をかけるかもしれませんが、温かい目で応援してください。今日は本当にありがとうございました」
(
JRAのホームページより)