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【POG】オーソリティの半弟オールマイデイズは27日ルメールで初陣(美浦発)

デイリースポーツ
  • 2022年11月19日(土) 10時56分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



 今年は外国馬の参戦に熱い注目が集まっていたジャパンC。アルピニスタという超大物の参戦こそ実現しませんでしたが、4頭が参戦予定。その4頭ともなかなかの実績馬というところで、久々に筆者の心も躍っています。毎年、海外馬の様子を見に行くのは個人的に楽しみにしているのですが、今年はワクワクが止まりません。グランドグローリーは昨年も見ていますが。オネストシムカミルのフランス3歳牡馬2騎、そしてトルカータータッソの半弟となるドイツのテュネスがどんなタイプの馬なのか、しっかりチェックして予想に生かしたいと思います。 

 さて先週の2歳戦は関東馬が一度も勝ったことのなかった我が社杯・デイリー杯2歳Sで関東馬オールパルフェ(牡、和田雄)が見事な逃げ切り勝ち。57回目にしてついに関東にデイリー杯の盃がやってくることになります。いつもよりもスタートは遅かったですが、二の脚で先頭に立つと危なげなく逃げ切り。前半にいつもより脚を使ったことを考えるとラストのラップタイムも上々だと思います。これで和田雄厩舎にとっても初の重賞制覇で、新種牡馬リアルスティールにとっても産駒の重賞初勝利と初がいくつも生まれたレースとなりました。「母親のクイーングラスが志半ばで引退することになり、その産駒で、しかも初子で重賞を勝ったことが本当にうれしい」と師。次走は馬の様子を見ながらだが、朝日杯FS(12月18日・阪神、芝1600m)を目指して調整を進められる。鞍上は引き続き大野。同レースには中山のアスター賞を勝って2歳G1のどれかを目指すと話していたドンデンガエシ(牡、尾関)も向かうとのこと。

 東京では13日の芝1800mの新馬戦を勝ったソールオリエンス(牡、手塚)。調教からスムーズな動きを見せていましたが、しっかりと初戦を勝利で飾りました。レース中に他馬と脚がぶつかってしまったとのことで、山元トレセンに放牧へ出されました。次走は未定。

 12日の芝2000mの未勝利戦を勝ったドゥレッツァ(牡、尾関)は馬格があるだけに、これからもっと良くなってきそうな馬ですね。今後の成長が楽しみ。次走は未定。

 ダートの新馬-特別と連勝中のトレド(牡、池上)は兵庫ジュニアGP(24日・園田、ダート1400m)へ向かう。

 27日の東京芝1800m新馬戦を予定しているオーソリティの半弟オールマイデイズ(牡、木村、父リアルスティール母ロザリンド)の鞍上はルメールと発表。

 12月3日の葉牡丹賞(中山、芝2000m)に出走するブラストウェーブ(牡、大竹)の鞍上はマーカンドとなるもよう。(馬三郎美浦支局・木村)

提供:デイリースポーツ

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