11月27日に東京競馬場で行われる
ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)。海外馬4頭を含む国内外の精鋭が集うこの一戦に
ダノンベルーガ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)が
川田将雅騎手とのコンビで挑む。
ダノンベルーガは
父ハーツクライ、
母コーステッド、母の父
Tizwayという血統。2019年のセレクトセールにて1億7280万円で落札された高額馬である。
昨年11月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。初陣で白星を飾ると、2走目となった今年2月の
共同通信杯では
ジオグリフ、
ダノンスコーピオンら後のGI馬を相手に重賞初制覇を果たした。
右回りコース初挑戦となった
皐月賞と続く
日本ダービーでは直線で勢いよく追い上げ4着に。前走の
天皇賞・秋は、上がり3F32.8の脚を繰り出し勝ち馬
イクイノックスから0.2秒差の3着に好走。古馬との初対戦でもその実力を示した。通算成績は5戦2勝。
今回参戦を予定している海外馬のうち3頭が3歳であるが、日本馬は
ダノンベルーガ1頭のみ。
天皇賞・秋、
マイルCSを制した3歳世代の1頭として、
ジャパンカップでどんな走りを見せるのか。要注目である。