(「あと30メートルあれば」 2年ぶりの
ジャパンC参戦となった5番人気
デアリングタクトが4着。後方から運んだが、直線半ばで前が詰まる不利。勢いをつけ直したラスト150メートル付近でも前の馬に進路をふさがれた。状態の悪いインを走らざるを得なかった前走・
エリザベス女王杯(6着)に続き、またも3冠牝馬に勝利の女神はほほ笑まなかった。
マーカンドは「直線で前が空かなかったことに尽きる。あと30メートルあったら結果は違ったはず」と肩を落とした。杉山晴師は「直線で2回狭くなった。せめて1回だったら…。まだ気持ちが切れていないのが分かったし、スムーズなら勝ち負けできることを示した。大した馬です」と中1週で強豪牡馬に挑んだ馬をねぎらった。
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