4日に中京競馬場で行われる
チャンピオンズC(3歳上・GI・ダ1800m)について、枠順データから検証していく。中京ダート1800mで開催されたのは2014年からのため、過去8年分のデータを分析の対象とする。
枠別では最多となる5度の馬券絡みが2枠。反対に8枠は馬券絡みが0回と、過去8回の開催で一度も馬券圏内に入れていない。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】0-2-2-10/14 勝率0% 複勝率28.6%
【2枠】2-2-1-11/16 勝率12.5% 複勝率31.3%
【3枠】2-0-1-13/16 勝率12.5% 複勝率18.8%
【4枠】1-0-0-15/16 勝率6.3% 複勝率6.3%
【5枠】2-0-1-13/16 勝率12.5% 複勝率18.8%
【6枠】1-1-2-12/16 勝率6.3% 複勝率25.0%
【7枠】0-3-1-12/16 勝率0% 複勝率25.0%
【8枠】0-0-0-15/15 勝率0% 複勝率0%
全体的な傾向としては内枠有利が目立つ。中京ダート1800mは、スタートしてから最初のコーナーまでが短いため、内枠の方が距離ロスを防ぎやすいということか。2015年には2枠から12番人気の
サンビスタが牝馬ながら優勝しており、人気薄の伏兵馬でも警戒したいところだ。
そして、何より馬券絡みゼロの8枠が気になる。2020年には単勝1.4倍の断然人気に支持された
クリソベリルが8枠にゲートインし、4着に敗れている。先程と同様の理由で最初のコーナーが近い分、外枠は大きな距離ロスを受ける可能性が高く、思い通りの競馬となりにくいのかもしれない。外枠に入った馬の評価は慎重になりたい。