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メズマライジング(12月4日、中京5R・2歳新馬・芝2000メートル=2着)
序盤にふわふわする面を見せながらもすぐに落ち着いて好位の3、4番手を確保。勝負どころも離されずについていき、直線で外に持ち出されると鋭く加速して残り1ハロンで先頭に立った。最後に外から強襲され首差2着となったが、並んでからは差し返そうとする勝負根性も見せていた。
調教にもまたがってきた
福永祐一騎手は「道中で少し戸惑うところはありましたが、力を出してくれました。初戦から狭いところも経験できました。勝てなかったのは残念ですが、大きいところを目指せる馬だと思います」と敗戦にも改めて高い評価を与えた。
国内で6頭しか血統登録されていない
ディープインパクト産駒の最終世代。
オープンファイア、
ライトクオンタムに続く新馬戦3連勝はならなかったが、早い段階から評判になっていた牡馬たちを相手に素質の片りんは示した。次戦ですぐに勝ち上がってくれるだろう。
(吉村 達)
スポーツ報知