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【阪神JF予想】勝つのは5番人気以内の前走○○組? 一番有利な枠&ラッキー馬番はどれだ?

  • 2022年12月11日(日) 07時35分
 今週も引き続き「中山・阪神・中京」の3場開催。

 重賞は土曜日に中日新聞杯(GIII・中京・芝2000m)。日曜日にカペラS(GIII・中山・ダート1200m)と阪神JF(GI・阪神・芝1600m)が行われる。

 過去10年データを使って馬券ヒントを見つけるこのコーナー。今週の注目は、来年の牝馬戦線にも重要になってくる2歳牝馬たちの頂点を決める一戦・阪神JF。このレースの馬券の狙いどころを探していこう。

1.勝つのは上位5番人気馬まで?

 いつものようにまずは上位人気馬のチェックから。

 阪神JFでの1番人気馬は過去10年で4勝。成績は【4-1-0-5】で、勝率40パーセント、連対率も50パーセントとなっている。まずまずの成績ともいえるが、馬券圏内から消えることも半分あるわけで、軸にはしないという思い切った選択肢もあるだろう。

 2番人気馬は1勝、成績は【1-4-0-5】で、1番人気馬とは1着と2着の回数が逆になっているだけ。ちなみに1番人気馬と2番人気馬でワンツーが決まっているのは過去10年で3回(20年・18年・16年)もある。

 3番人気馬も1勝、成績は【1-1-3-5】。人気が下がるほど、順当に成績も下がっているのだ。上位3頭の人気馬以外での勝利は、4番人気1勝、5番人気3勝。つまり過去10年で勝っているのは「上位5番人気までの馬」だけ。人気薄からの単勝勝負という作戦は少々厳しいようだ。

2.大波乱の確率は10年に1回だけ?

 馬連の配当では、10倍以下のガチガチ決着が4回あるのに対し、万馬券も3回発生している。堅かった4回は、上位3番人気以内での決着。万馬券の3回は、「3&8番人気」「4&6番人気」「5&15番人気」。項目1でも述べたが、5番人気までの馬を軸にしてどこまで流すかが焦点となる。

 一方、3連複は過去10年で8回が万馬券にも足りず。21年の「3.8.4番人気」で1万6850円と、12年の「5.15.10番人気」で49万円台という2回以外は、ほぼ波乱なしの決着。一方、3連単馬券にしても、この2年以外はすべて配当10万円以下である。

 データを過去20年に広げてみても、同傾向の確率はさほど変わらない。大荒れになるのはほぼ10年に1回という感じなのだ。堅く攻めるのか、それとも10年に1回の確率に賭けて大荒れを狙うかというチョイスになるわけだ。

3.前走はどこからが狙いとなる?

 それでは前走ローテーションはどこからが好成績なのか。

 近2年では、前走GIIIアルテミスSの1着馬が連勝中(21年サークルオブライフ・20年ソダシ)である。これ以外でも、17年・15年で前走アルテミス組が勝っている。ちなみに前走アルテミス組はこれらを含め、過去10年で10頭が馬券圏内になっている。特にアルテミス組1&2着馬は好成績。今年も1着ラヴェルと2着リバティアイランドの期待感は高くなるだろう。

 あとは前走GIIIファンタジーS組も好成績。19年・18年・12年は前走ファンタジーS馬が勝利している。今年も1着リバーラ、2着ブトンドールも注意は必要。

 これ以外では前走サフラン賞1着馬が、20年・19年で連続2着。今年でいえばサンティーテソーロも候補になるというわけだ。

4.8枠は不利?

 このレースでは過去10年、満遍なくすべての枠での勝利がある。

 ほぼ例年フルゲートになっているレースにしては珍しい現象といえる。

 それでも1枠だけが複数勝利あって3勝している。わずかに内有利なのかとは思わせてくれる。しかし馬券圏内ということであれば、5枠と6枠がわずかに成績良し。特に6枠で馬番11番が過去10年で6回も馬券になっている。今年の11番に入ったイティネラートルはラッキーナンバーに入ったといえる。

 8枠は不利といわれるレースだが、勝ち鞍もあるわけで、まったくダメというわけではない。しかし過去10年で馬券圏内になっているのは2頭だけ。8枠同士の同時馬券圏内というのも前例がない。今年の8枠になったドゥーラウンブライルラヴェルはどうなる?

(netkeiba編集部)

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