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【朝日杯FS予想】昨年の1-3着馬は全てGI勝ち! 2023年に繋がる重要な一戦になる

  • 2022年12月16日(金) 12時10分
 阪神競馬場で行われる2歳マイル王決定戦。来春のクラシックを占う上でも重要な一戦となる。ここでは新進気鋭、注目の若手予想家・サンデー氏にレース展望を綴ってもらった。

◆重賞勝ち馬3頭参戦も混戦ムード

 まず先週の阪神ジュベナイルフィリーズを軽く回顧しますが、強い北風の影響もあったのか前半4ハロン45.2のハイペースとなった特殊なレースでした。結果は勝ったリバティアイランドを筆頭に中団待機勢が掲示板を独占しています。先行全滅の中、逃げて7着に粘ったサンティーテソーロには高い評価が必要かと思います。

 今週末もグッと冷え込む寒さなので、朝日杯でも同じような展開になるのか注目したいところです。皆さんも寒さ対策を万全にして競馬を楽しまれてくださいね。

 さて本題に入りますが、今年の朝日杯フューチュリティステークスは重賞ウイナー3頭が出走します。しかしいずれも2・3・10番人気での勝利で絶対的主役は不在です。昨年の1〜3着馬はすべて今年のGIを勝っています。中でもドウデュース日本ダービーを勝ち、2023年に繋がるこのレースの注目度は高まっています。

 中心はドルチェモアになるでしょうか。母は桜花賞アユサンの良血、サウジアラビアRC勝ち馬は過去4年で3回馬券内に好走中、脚質は安定先行型で馬券を買う上で1番安心できる存在です。

 しかし今回は先行馬がかなり揃ったメンバーで一筋縄では行かなさそうです。

オールパルフェ
フロムダスク
グラニット
スズカダブル
ウメムスビ
バグラダス
ドンデンガエシ

 枠順などもありますが、これだけ揃えばハイペースは十分考えられるでしょう。となると差し馬に白羽の矢が立ちますが、やはりダノンタッチダウンが最有力候補になりますか。デイリー杯2歳ステークスは直線で厳しいポジションから抜群の末脚で2着と大器の片鱗を見せました。ただエンジンの掛かりは遅く、展開や枠の並びなどに左右される可能性が高いので慎重に判断したいですね。

◆“怪物”産駒の2頭

 混戦ということで狙いたくなる馬は多いですが、今回は2歳戦に強い“怪物フランケル”を父に持つ2頭を紹介したいと思います。

 フランケルはイギリスでデビューしてマイルを主戦場に14戦14勝、G1・10勝という怪物の名に相応しい戦績を残しています。父としても日本でソウルスターリンググレナディアガーズが2歳GIを勝っており、種牡馬としてもマイル前後で産駒の活躍に期待できます。

 今回は2頭の産駒が出走しています。まずはレイベリングです。新馬戦は東京マイルで不利な17番枠から上がり3ハロン33.1の強烈な末脚で快勝しました。素質はここでも十分通用すると思います。トレーニングセール出身なので長距離輸送の経験が豊富なのも心強いです。リオンディーズ以来となる新馬勝ち直行でのGI制覇にも期待したいですね。

 もう1頭はティニアです。新馬戦は単勝1.5倍の支持を得て完勝しています。1勝クラスはバグラダスを捕らえられませんでしたが、2戦連続上がり3ハロン最速の末脚を使える堅実性は魅力です。1400mの経験しかないということで人気は上がらないと想定されるので、オッズ的な期待値も高いでしょう。距離は持つと思いますし、福永騎手が継続騎乗で好走に期待したいところです。

◆結論は展開を追究して

 先週は◎リバティアイランドが1着になりましたが相手抜けでした。やはり2歳戦は読みにくく難しいです。今回も本命は自信があるので、しっかりと的中にこだわった馬券を組みたいと思います。

 ウマい馬券では枠の並びを加味して、しっかりと展開を突き詰めて予想しますので今週もよろしくお願いします!

(文=サンデー)

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