一年の総決算
有馬記念。今年3つ目のGIタイトルを狙う
タイトルホルダーをはじめ、好メンバーが集結した。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/25(日)
有馬記念(3歳上・GI・中山芝2500m)
タイトルホルダー(牡4、美浦・
栗田徹厩舎)は今年
天皇賞(春)と
宝塚記念でGIを2勝するなど活躍し、
有馬記念のファン投票で36万8304票を獲得し1位に輝いた。今回は
凱旋門賞11着以来の帰国初戦。春秋
グランプリ連覇で一年を締めくくることができるか注目。鞍上は
横山和生騎手。
エフフォーリア(牡4、美浦・
鹿戸雄一厩舎)は昨年、
有馬記念などGIを3勝して
年度代表馬に選ばれ、今回のファン投票では2位。今年に入ってからは
大阪杯で9着、
宝塚記念で6着と精彩を欠いているが、間隔を空けて立て直されてきたここで復活が期待される。鞍上は
横山武史騎手。
イクイノックス(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)は前走の
天皇賞(秋)で強烈な末脚を繰り出して優勝。春のクラシックで無冠に終わった悔しさを晴らし、
キタサンブラック産駒として初めてGI制覇を果たした。まだまだ底を見せておらず、2レース連続の父子制覇も十分あるだろう。鞍上は
C.ルメール騎手。
その他、今年の
エリザベス女王杯覇者
ジェラルディーナ(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)、3連勝で
ジャパンCを制した
ヴェラアズール(牡5、栗東・
渡辺薫彦厩舎)、
菊花賞の2着馬
ボルドグフーシュ(牡3、栗東・
宮本博厩舎)、前年の2着馬
ディープボンド(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時25分。