15日、新潟競馬場で行われたサ
マースプリントシリーズ第2戦・
アイビスサマーダッシュ(3歳上、GIII・芝直線1000m)は、
村田一誠騎手騎乗の13番人気(単勝77.1倍)
サンアディユ(牝5、栗東・
音無秀孝厩舎)が、先団の後方から直線で馬群の内を伸び、1番人気
ナカヤマパラダイスに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは55秒1(重)。さらにクビ差の3着には5番人気
クーヴェルチュールが入った。
勝った
サンアディユは、
父フレンチデピュティ、
母シェリーザ(
その父Caerleon)という血統。05年4月にデビューして3戦目で初勝利。昨年夏から秋にかけて3連勝するなど、これまではダートの短距離を中心に活躍しており、今回が初めての芝レースだった。通算成績13戦6勝(重賞1勝)。
なお、牝馬の優勝は05年の
テイエムチュラサン、06年
サチノスイーティーに続いて3年連続となった。
鞍上の
村田一誠騎手は、
ビッググラスで制した今年の
根岸S(GIII)に続く
JRA重賞制覇で通算2勝目。管理する
音無秀孝調教師は、
ヴィクトリーで制した今年の
皐月賞(GI)に続く
JRA重賞制覇で、通算24勝目となった。