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【2022年GIプレイバック(下半期)】3人の日本人GIジョッキーが誕生 有馬記念でイクイノックスが親子制覇

  • 2022年12月31日(土) 12時00分
 2022年も幾多の名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げたスプリンターズSから最終日を飾ったホープフルSまでを振り返る。

■10月2日 スプリンターズS(中山・芝1200m)
優勝馬:ジャンダルム(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)
 競り合う前2頭を見る3番手に付けた荻野極騎手騎乗の8番人気ジャンダルムが、直線で先頭に立って押し切り、間を割って追い込んだ7番人気ウインマーベル(牡3、美浦・深山雅史厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒8(良)。

■10月16日 秋華賞(阪神・芝2000m)
優勝馬:スタニングローズ(牝3、栗東・高野友和厩舎)
 好位の後ろでレースを進めた坂井瑠星騎手騎乗の3番人気スタニングローズが、ゴール前で先頭に立って押し切り、中団追走から追い込んだ2番人気ナミュール(牝3、栗東・高野友和厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。

■10月23日 菊花賞(阪神・芝3000m)
優勝馬:アスクビクターモア(牡3、美浦・田村康仁厩舎)
 逃げ馬から離れた2番手に付けた田辺裕信騎手騎乗の2番人気アスクビクターモアが、2周目3・4コーナー中間で先頭に立って後続を引き離し、ゴール前で迫った7番人気ボルドグフーシュ(牡3、栗東・宮本博厩舎)をハナ差振り切って優勝した。勝ちタイムは3分02秒4(良、コースレコード)。

■10月30日 天皇賞・秋(東京・芝2000m)
優勝馬:イクイノックス(牡3、美浦・木村哲也厩舎)
中団後方でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックスが、直線で外から追い込み、大逃げから粘り込みを図った7番人気パンサラッサ(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)をゴール前で差し切って、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。

■11月13日 エリザベス女王杯(阪神・芝2200m)
優勝馬:ジェラルディーナ(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)
 中団後方から外を回って進出したC.デムーロ騎手騎乗の4番人気ジェラルディーナが、直線で追い込みを決めて優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(重)。

■11月20日 マイルCS(阪神・芝1600m)
優勝馬:セリフォス(牡3、栗東・中内田充正厩舎)
 後方で脚を溜めていったD.レーン騎手騎乗の6番人気セリフォスが、直線で大外から一気に各馬を交わし、間を割って伸びた8番人気ダノンザキッド(牡4、栗東・安田隆行厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(良)。

■11月27日 ジャパンC(東京・芝2400m)
優勝馬:ヴェラアズール(牡5、栗東・渡辺薫彦厩舎)
 中団でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の3番人気ヴェラアズールが、直線で馬群を割って追い込みを決め、外から追い込んだ1番人気シャフリヤール(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒7(良)。

■12月4日 チャンピオンズC(中京・ダ1800m)
優勝馬:ジュンライトボルト(牡5、栗東・友道康夫厩舎)
 中団後方からレースを進めた石川裕紀人騎手騎乗の3番人気ジュンライトボルトが、直線半ばで進路を見出してから鋭く追い込み、抜け出していた4番人気クラウンプライド(牡3、栗東・新谷功一厩舎)をゴール寸前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒9(良)。

■12月11日 阪神JF(阪神・芝1600m)
優勝馬:リバティアイランド(牝2、栗東・中内田充正厩舎)
 中団に付けた川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランドが、直線で外から各馬を差し切り、内から伸びた12番人気シンリョクカ(牝2、美浦・竹内正洋厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。

■12月18日 朝日杯FS(阪神・芝1600m)
優勝馬:ドルチェモア(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)
 好位のインに控えた坂井瑠星騎手騎乗の1番人気ドルチェモアが、残り200mを切って先頭に立ち、外から迫る2番人気ダノンタッチダウン(牡2、栗東・安田隆行厩舎)と3番人気レイベリング(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)を振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。

■12月24日 中山大障害(中山・障害4100m)
優勝馬:ニシノデイジー(牡6、美浦・高木登厩舎)
 序盤は後方で障害を飛越していった五十嵐雄祐騎手騎乗の5番人気ニシノデイジーが、2度目の襷コースから進出。最終周回に入ると先頭に立って後続を引き離していき、最後は2着の2番人気ゼノヴァース(牡5、栗東・小林真也厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分45秒9(良)。

■12月25日 有馬記念(中山・芝2500m)
優勝馬:イクイノックス(牡3、美浦・木村哲也厩舎)
 中団を追走したC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックスが、最終4コーナーで馬なりのまま先団まで進出。直線に入ると先頭に立って後続を突き放し、捲って追い込んだ6番人気ボルドグフーシュ(牡3、栗東・宮本博厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒4(良)。

■12月28日 ホープフルS(中山・芝2000m)
優勝馬:ドゥラエレーデ(牡2、栗東・池添学厩舎)
 2番手を追走したB.ムルザバエフ騎手騎乗の14番人気ドゥラエレーデが、逃げ粘る7番人気トップナイフ(牡2、栗東・昆貢厩舎)との叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒5(良)。

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