◆第61回
京都金杯・G3(1月5日、中京・芝1600メートル)
2023年
中央競馬の幕開けとなる5日の東西
金杯で、19年デビューの若武者が腕をぶしている。
京都金杯・G3(中京・芝1600メートル)では、
菅原明良騎手(21)=美浦・高木厩舎=が昨年
京成杯を制した
オニャンコポンと新境地を切り開く。
昨年12月11日の中山で負傷して戦列を離れていた菅原明が、約3週間ぶりに美浦トレセンでの調教騎乗を再開。
京都金杯はデビューから全8戦で手綱を執ってきた
オニャンコポンとコンビを組む。
先月11日の中山7Rで騎乗していた
タカシが発馬機をくぐり外へと飛び出した際、右足のくるぶしと腓骨(ひこつ)にひびが入った。松葉づえ生活を送ったものの、幸いそれほど痛みはなく早めの復帰となった。「そんなに期間も空いていないですし、問題なく乗れましたね。体も問題ないです」と上々の感触を得た。
デビュー4年目だった昨年は
カラテや
ペイシャエスなど重賞を3勝。
NHKマイルCでは最低18番人気の
カワキタレブリーを3着に導き波乱を演出するなど存在感を示した。「去年は減量がなくなって乗るのは初めてでしたけど自信になりました。大レースに乗せてもらうようになってやっぱりG1を勝ちたいと思います」。今回初めて2000メートル未満の距離に挑む
オニャンコポンとともに
京都金杯を制し、勢いに乗る。
スポーツ報知