JRAは1月4日、2022年度
JRA賞の調教師、騎手部門の各賞の受賞者が決定したと発表した。
騎手部門は最多勝利、最高勝率、最多賞金獲得の3部門で1位となって、騎手大賞に輝いた
川田将雅騎手(栗東)を、優秀騎手賞のポイン
トランクで上回った
戸崎圭太騎手(美浦)が、16年以来6年ぶり4度目の「
MVJ」に輝いた。
MVJは
JRAと地方、海外の指定レースを合わせた成績を「勝利度数」「勝率」「獲得賞金」「騎乗回数」の項目ごとに順位付けして、その総合得点により、受賞者を決定する。騎手大賞だった川田騎手は147勝、勝率25・7%、35億3984万3100円の獲得賞金の3部門で1位で45ポイントとなったが、騎乗回数はポイント対象となる上位15人に入っていなかった。一方、戸崎騎手は勝利数(136)で2位、勝率(16・5%)で4位、獲得賞金(23億7687万1000円)で6位、騎乗回数(822回)で5位と満遍なくポイントを重ねて、47ポイントで川田騎手を上回った。なお、3、4位は42ポイントで2人が並んだが、勝利度数で上位の
横山武史騎手(美浦)が3位、
松山弘平騎手(栗東)が4位。21年度まで5年連続で
MVJだった
クリストフ・ルメール騎手(栗東)は39ポイントで5位だった。
なお、最優秀障害騎手は
石神深一騎手(美浦)、
最多勝利新人騎手は
今村聖奈騎手(栗東)。
調教師部門は最多勝利(64勝)、最高賞金獲得(19億866万4400円)の2部門で
矢作芳人調教師(栗東)。最高勝率が19・5%の
中内田充正調教師(栗東)。騎手の
MVJと同様に4部門の順位によるポイントで決められる
優秀技術調教師は
木村哲也調教師(美浦)が1位だった。
スポーツ報知