1月9日、中山競馬場で行われる
フェアリーステークス(3歳・牝・GIII・芝1600m)。
新潟2歳Sで重賞初制覇した
キタウイング(牝3、美浦・
小島茂之厩舎)が再び
杉原誠人騎手とのコンビで出走する。
キタウイングは父
ダノンバラード、
母キタノリツメイ、母の父
アイルハヴアナザーという血統。
2022年7月、福島競馬場での2歳新馬戦でデビューし、出走メンバー中2位の上がりタイムながら4着だった。続く新潟競馬場での未勝利戦では前走の1200mから1600mへと距離を伸ばして挑戦。直線で先頭の
バロックダンスに迫っていき、競り勝って初勝利を手にした。
連闘で迎えた
新潟2歳S(GIII)は直線で内に進路をとって追い込み、外の7枠2頭をかわして重賞ウイナーの仲間入り。
ダノンバラード産駒にとってもこの勝利が
JRA重賞初制覇となった。その後、阪神JFでは初のGIを経験した。通算成績は4戦2勝。
今回の出走メンバーの中では唯一の重賞勝ち馬。デビューから2戦で手綱を執った杉原騎手のもと、そのプライドで勝利をつかめるか。